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あらゆる境界線とその曖昧さ。
確かに私はあの人のそばにいたのだ。

いくつもの選択と決断の中で、
少しずつ前を向こうとする少女の“心の旅”
16mmフィルム独特の質感 が、物語と溶け合う

あらすじ
チラシ配りのアルバイトをしながら暮らすさゆりのもとに、ある日、飼っていたインコのペトロを失くした兄・りつが訪れ、突然自身の結婚を告げる。さゆりは、兄の結婚という現実から目を背けるように過去へ、幻想へと沈み込む。




田中さくら監督の描く世界に足を踏み入れたい。
彼女の作品は映像の呼吸がとても心地良い。
僕の心を擽り、不思議な世界へと誘ってくれる。
磯村勇斗(俳優)
心象的な世界なのに、光、空間、人物の実在感に引き込まれた。
鈴木卓爾(映画監督・俳優)
フィルムの陰影が紗葉の輪郭と表情を捉えて離さない、死界映画。
仙頭武則(映画プロデューサー)